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人事担当者の本音
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新卒はまったく採用しないという会社も少なくありません。新卒者を一人前の戦力に 育てるには、それなりの時間とコストがかかります。それより、明日から第一線に立っ て仕事をしてくれる経験者を採用するほうがてっとり早い、と人事担当者は思っている のです。
それは面倒なわけではなく、人材を育てる環境もノウハウもないという会社は、はじ めから採用は転職者に絞らざるを得ないという事情があるのです。
欠員補充などの場合はなおさらで、採用担当者も悠長に構えてはいません。求人広告 を出したその日に連絡をしてこない応募者は切り捨ててしまうことさえあります。書類 の提出も急がせるし、面接も一週間以内が多い。面接後は、二~三日で結果が出る、と いうことも少なくありません。
人事担当者は、とにかく早く採用したいのです。ですから、応募者もじっくり作戦を 練っている暇はないのです。
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